カーテンとの暮らし

カーテンフックの種類

カーテンフックの種類

「Aフック」は、カーテンレールを見せるタイプのフックです。
カーテンボックスを使用したカーテンレール、装飾レールや、天井付けされた機能性レールの場合に利用します。
「Bフック」は、カーテンレールを隠すタイプのフックです。
カーテンレールが見えないようにカーテンを持ち上げて掛ける場合、正面付けした機能性レールのお部屋側などに利用します。

アジャスターフック

アジャスターフック

高さがある程度調節できるフックをアジャスターフックと呼びます。
レールに引っかける部分を5mmずつ調整することで、カーテン生地を上下に調整できます。
フックを下方向へスライドさせ、高さを調節します。
フックを上に戻す場合は一度、下から抜いて再度上からはめ込んでください。
※アジャスターフックで無理に高さを調整すると、見た目が悪くなったり、
レールの部品や天井に当たり動き難くなる弊害が生じることもありますので、
ご注意願います。

開き方

開き方

カーテンの開き方として、「両開き」と「片開き」があります。
一般的な「両開き」は、窓に対して2枚のカーテンを真ん中から左右に開いて利用します。
カーテンを開いた際に、カーテンが両端にまとまり、「左右対称」の見た目のバランスが良いです。
「片開き」は、窓に対して1枚のカーテンを片側から全て開きます。
カーテンたまりが無い場所や部屋の角であったり、カーテンたまりがドアや家具などに干渉する場合など、「片開き」しか利用できない場合あります。

洗濯方法

お洗濯する際は、必ず洗濯ラベルにある取扱絵表示をご確認ください。
お洗濯のトラブルを避けるため、カーテンフックなどは外してください。 

洗濯記号表1 洗濯記号表2

洗濯機を使用する場合

・一度に多く詰め込むことを避け、1回につき1~2枚までの洗濯としてください。
・水量は《最大》にして、水流は《弱》とします。
・水温は40℃以下で洗濯します。
・漂白剤を使用する場合は、洗濯ラベルの表示に従って、ご使用ください。
・柔軟剤を使用すると仕上がりがキレイです。
・脱水はシワを防ぐために、ある程度畳んだ状態で行います。時間は1分程度が適当です。
・乾燥機はカーテン生地の縮みの原因となりますのでお避けください。
・洗濯ネットをご使用ください。

手洗いの場合

・もみ洗いは避け、押し洗いします。
・水温は30℃以下で洗濯します。
・漂白剤を使用する場合は、洗濯ラベルの表示に従って、ご使用ください。
・柔軟剤を使用すると仕上がりがキレイです。

浸け置き洗いの場合

・水温は50℃~60℃以下で洗濯します。
・30分~1時間程度浸けて置くのが適当です。
・浸け置き後、通常の洗濯である「洗濯機」もしくは「手洗い」で洗濯します。

伸縮

カーテンは温度や湿度などの環境によって多少の伸縮が生じるのが繊維素材の特徴です。
特に素材にレーヨン、綿を多く使用しているカーテンには伸縮が生じますので、利用する室内の環境を適切に調整する必要ございます。
多くのカーテン生地は伸縮率の少ないポリエステル素材を使用します。

ニオイ

カーテン生地の素材には、吊ってから暫くは固有のニオイが発生することあります。
このニオイは人体への影響ありません。
時間とともに徐々に薄れていきますので、ご安心ください。

汚れ

カーテンの汚れの多くは空気中やガラス面に吸着した埃に因ります。
日頃からハタキや掃除機により埃の除去に努めてください。
また、タバコのヤニやキッチンの煙などは時間の経過とともに落ちなくなります。
カーテンの清潔な状態を保つため、適度な回数の洗濯をお勧めします。

乾燥方法

元々使用していたカーテンレールに戻して吊り、そのまま自然乾燥させるのが最も適切な乾燥方法です。
洗濯したカーテンを吊った後は、全体を軽く下へ引っ張って丈サイズを合わせ、カーテン全面を軽く叩いてシワを伸ばしてください。
屋外では必ず日陰で乾かしてください、乾燥機の使用はお避けください。

畳みしわ

カーテンに「しわ」など出来ないように細心の注意を払っております。
カーテンを畳む際に、カーテン生地の特性によって使用する台紙を選択して「しわ」の防止に努めています。
しかし、カーテン生地の性質によって、畳み「しわ」が残る場合あります。
その場合は、カーテンレールに吊っていただければ、時間とともに「しわ」は取れます。
それでも気になる場合は、洗濯ラベルの表示に従ってアイロン掛けしてください。

アイロン掛け

適切な乾燥を行えば、アイロン掛けが不要な素材も多いですが、アイロン掛けする場合は、洗濯ラベルの表示に従ってください。